Testimonial: C.N.さん (Male / ESADE MBA)

MBA受験は苦しいプロセスだが、色々な業界の受験仲間や卒業生と知り合う貴重な機会

 

私の場合、周囲にMBA受験を経験された方がいなかったこともあり、エッセーはもちろんのこと、スコアメイク、出願校、出願時期など出願プロセスに関する総合的なアドバイスをいただけるカウンセラーを見つけることは重要なポイントでした。

Reveに決めたのは、初回のSkypeでの約30分の無料カウンセリングで実際に田中さんと話してみて、自分がカウンセラーに求める内容が合致していると感じたからです。また、毎年メンバーの人数を制限しているので、個々人へのきめ細やかなフォローも手厚いと感じました。

振り返ってみて特によかったと感じるところは、“自己分析”、“今までの仕事内容やそこで得られたこと”、“MBAで何を学びたいか”などは田中さんと日本語で行うため、ストレスフルな英語の勉強から一時的に離れることができ、とても取り組みやすかったと感じています。レジュメやエッセーは、もちろん英語で記述するのですが、担当の英語カウンセラーのレスポンスも早くとても助かりました。

私は合格にいたるまで約3年の準備期間をかけることになったのですが、その大半は試験(TOEFL/IELTS/GMAT)対策にあてていました。最初の1-2年目は仕事もそこまで忙しくなかったため、平日は18~19時には仕事を終え、22時位まで家の外で勉強できる環境を探して勉強していました。また、土日祝日、長期休みの際は、予備校で授業を受けるor図書館や自習室で1日約10時間位、勉強に時間をかけていました。しかし、なかなか試験でよいスコアを出すことができないまま、3年目に入りました。

3年目は仕事における責任も増え、平日は22時もしくはそれを超える日が続いたため体力的にも精神的にもきつい時期がつづきました。私の場合、平日に夜更かしをして勉強しても翌日の仕事のパフォーマンスが落ちる傾向にありましたので、朝早起きして勉強する、また、昼休みの時間も会議室で勉強するという形で時間を捻出していました。土日も1-2年目と同じように勉強していたのですが、結局、最終の出願スコアはIELTS7.0、GMAT610でした。

受験を終えて、自分の試験対策について振り返ってみると、2つの点が浮かんできます。

  • TOEFL/IELTSはある程度までは勉強時間と正比例してスコアが上がってきますが、それを越えると自分の弱点を正しく把握してそれを克服する勉強をしないと上がってこない。
  • GMATは勉強時間とスコアの相関性は低く、自分の弱点を把握しそれを克服する勉強法を見つけて対策をしないとスコアは絶対にあがらない (私の場合は、いわゆる私大文系でMathの適切な勉強法を最後まで見つけることができずスコアが伸びませんでした)

以上のことより、試験対策については、やみくもに時間をかけても、正しい勉強法を見つけないかぎりスコアは伸びてこないというのが私の見解です。

一方、MBA受験は苦しいプロセスでしたが、受験仲間もでき、説明会などでは色々な学校の在校生や様々な業界の卒業生の方と知り合うことのできる貴重な機会だったと思います。特に、私の知る限りの在校生や卒業生の方には誰一人留学したことに後悔したという方はいらっしゃらず、自分の決断を支える力になりました。

最後にMBA受験に関するアドバイスを3点させていただきたいと思います。

1つ目ですが、キャンパスビジットは都合の許す限りされた方がいいと思います。実際に学校の雰囲気がよく分かるというのと、出願校への本気度という意味ではマイナスにはならないと思うからです。私の進学する学校へは実際にキャンパスビジットをしたのですが、面接のときにビジットの感想を述べた際、“あなたはうちの学校のことがよく分かっている”とコメントをいただくことができ、非常に好印象だったと思います。

2つ目はスピーキングの練習です。こちらは毎日30分でいいので早い時期から取組むべきです。というのも、私はいわゆる純ドメだったのですが、インタビューの基礎となる英会話能力の短期的な向上は難しいと考えているからです。

最後の3点目は、月並みな表現ですが、どうか、自分の信念を貫き通して、最後まで諦めず頑張っていただきたいと思います。受験をされる方はみなさん何かしらの壁が立ちはだかると思いますし、諦めずに頑張っていればいつか報われます。

今後、私で力になれることがあれば、どんな些細なことでもサポートさせて頂ければと思っておりますのでよろしくお願い致します。