Testimonial: K.Na (Male / Carnegie Mellon Univ. Tepper MBA)

奨学金願書は各財団の特徴に合わせて作成

【はじめに】

私は大学~大学院時代は物理工学を専攻し、その後、工学の知識を生かして、人々の生活に貢献したいと考え医療/精密機器の技術開発を行ってきました。業務を進めるなかで、技術開発をもっと良くできる点があると感じ、それはまたMBAで学べると考え、受験にトライしました。純粋な技術バックグラウンドはやや特殊な経歴でしたが、Reveのカウンセリングにより、強みをうまく表現できたと感じています。Reveのカウンセラーの皆様には本当に感謝しております。以下に、体験談を記します。

【奨学金対策】

私費での留学でしたので資金調達は一つの大きな課題でした。そこで、まずは奨学金出願に向けて、カウンセラーの田中さんと夏からネタ出しを行いました。最初に、プライベート及び仕事での出来事をしっかりと洗い出しました。カウンセリングというものになじみの無かった私は、当初、肩に力が入った状態でしたが、田中さんはとても柔らかい人当たりで、話しやすく、カウンセリングはとてもリラックスした状態で進めることができました。

早い段階で、自分が何をしてきたか、どのような人間なのか、を俯瞰出来たのは後のエッセイ作成にとても有効だったと思います。WHY MBAやキャリアゴールといった具体的な中身についても、つっこんで議論でき、議論の中でイメージの輪郭がはっきり見えてきました。

田中さんとのカウンセリングでは自分の中のもやが晴れる経験を何度もしました。また、願書の中身に関しては、各財団の特徴(例えば伊藤財団だと仏教、船井財団だと情報技術)に合わせて内容の提案を頂けました。願書だけでなく、面接の対策まで丁寧にやっていただきました。伊藤財団、中島財団、船井財団などに出願し、結果、船井財団から支援頂けることになりました。奨学金を獲得できたことは、MBAの選考にも影響したと感じています。

【エッセイ対策】

MBA用のエッセイも奨学金と同様に、まずは田中さんとディスカッションして元ネタを作成しました。奨学金準備の段階である程度ベースが作れていたので、スムーズにエッセイに展開することが出来ました。ある出願校のエッセイで、ネタの選定に悩んでいたところ「このエッセイなら、大学時代の研究テーマのほうがフィットとするよ」と提案頂きました。一見、うまく書けそうににないな、と選択肢から外していましたが、田中さんと話していくうちに、実はフィットしていることがわかりました。カウンセリング当初に話していた大学の研究テーマのエッセンスをしっかり理解していないと出来ない提案だと感じました。

ある程度骨子が出来上がった段階で英語カウンセラーにスイッチし、英文でのエッセイをチェックをして頂きました。良いところは褒め、かつ、しっかりと修正点を指摘して頂けたので、モチベーションを維持しながら良い物を作れたと思います。

英語カウンセラーの指摘は単に代替案を提案するものではなく、なぜそのポイントが良くないのか、どういう考えの下に改善すればよいのか、といった点を重視していました。その考え方を学ぶことで、エッセイの書き方そのものが鍛えられたと感じています。

また、英語カウンセラーはエッセイの出来がどの程度か、具体的に表現してくれました(出願者のなかで上位に入っているか、中間か、下位か)。GMATやTOEFLと違い、自分の立ち位置が見えないエッセイ作成において、英語カウンセラーの評価はモチベーションの維持にとても有効でした。

【面接対策】

始めにビデオ教材で面接においての重要なポイントを確認しました。最初に全体像を把握するのに良かったと思います。そして想定質問に対しての回答を準備し、それらを何度か口に出して練習しました。その後、Reveのカウンセラーの方々と模擬面接を実施し、アドバイスを頂き、それらを回答に反映する、ということを繰り返しました。担当カウンセラー、Ceciliaさん、他の英語カウンセラーのアドバイスは非常に的確で、模擬面接を重ねるごとに良くなっている感触が得られました。カウンセラーの皆さんは良かった点、強みについては褒めてくれるので、本番でも自信を持って話をすることができました。

【最後に】

MBA受験は自分だけでなく周囲へも相当な負担がかかります。家族や職場とのコミュニケーションをしっかりとって準備を進める必要があると思います。自分のことで精一杯になってしまいますが、協力してくれる周囲の方々への感謝を常に忘れないように進めることが大切だと感じました。私自身は、特に妻とのコミュニケーションはもっと密にとっておけば良かったと反省しています(汗)。