Testimonial: K.H.さん (Male / HEC MBA)

確固たる留学への動機付けができれば、孤独な試験対策にも打ち勝つ事ができる

 

今秋からフランスHEC経営大学院へMBA留学をすることになりました。 以下、私のMBA出願体験記が皆さんの参考になれば、幸いです。

私は民間企業で約4年間営業をしており、その後1年間、途上国への開発協力を研究する機関で開発学を学び、現在は公的機関でアフリカ経済支援をしております。MBA留学生の中では比較的少数派の経歴であろう私でも合格を勝ち取れたのは、Reve Counselingのサービスがあったからこそだと思います。

1. Reve Counselingを選んだ理由
1つ目の理由は、出願者個々の可能性を最大限引き出し、出願者の経歴、ビジョンに合わせたアドバイスを提供している点です。例えば、生まれた時期から現在に至るまでの人生をカウンセラーと振り返る事で、自分だけでは気付かなかった自分の魅力・強み・問題意識等を発見できました。

二つ目の理由は、時間当たりのサービスを受けられる点です。予算に合わせて本当に必要な部分のみをお願いできました。また、自分に合わせたスケジュールが組めることもあり、検討に検討を重ねたエッセーの最後だけ見てもらうことや、他方で、不得意なエッセー課題に対しては、構成の段階からアドバイスをもらう等、どこからお願いするかは、自分次第で決める事が可能でした。

三つ目の理由は、様々な経歴を持つカウンセラーからサービスを受けられる点です。私の場合、途上国に対する投資促進やビジネス展開に興味があったため、その分野に対する経験を持つカウンセラーを紹介頂き、単なるエッセー対策だけでなく、その分野に対するコメントも得ることができました。

2. 出願スケジュール
MBA留学自体を目的として出願準備に入る方もおられますが、私はそれ以前の約3年間をかけ、5年、10年、20年後の人生設計を考え、MBA留学の位置づけを明確にした後、具体的に出願準備を始めました(※参考)。  MBA留学は数多くのキャリア形成の一つでしかありません。本当にMBAが必要かを十分考える事が先決です。考えた結果、MBAが必要であればこそ、確固たる動機付けができ、孤独な試験対策にも打ち勝つ事ができると思います。他者と比較や試験結果等に一喜一憂するのではなく、自分の人生に対して、今成すべきことを成すことが、合格を勝ち取る方法だと思います。 (※参考)
01月:本格的にTOEFL対策を開始。
10月:志望校を絞り込む。
12月:TOEFLスコアメイクを終える。
翌年01月:GMAT対策及びエッセーに取りかかる。
03月:Why MBA等の基本質問に対するエッセーを書き上げる。
12月:GMATスコアメイクを終える。
翌々年03月:HEC経営大学院へ出願、面談実施。
04月:合格。

3.試験対策
市販の参考書とオンライン模擬試験等を活用して試験対策を行いました。塾に通った時期もありましたが、塾は間接的な効果しかありませんでした。結局は、自分がどれだけ試験対策のために時間を確保し、集中して取り組むかです。

• TOEFL(同じ教材でも取り組み方法を変える)
本番試験同等の問題を、取り組み方を変えて、何度も繰り返しました。例えば、Listeningの場合、同じ教材でも、普通に問題を解く、音・文法・意味に注意して聞く、聞いた内容をまとめて話す、使える言い回し・書きぶりを覚える、スクリプトを読む等、やり方は何通りもあります。こうする事で、Listeningの教材から、Reading力, Speaking力, Writing力と、総合的に強化できるよう練習しました。

• GMAT(Excelに情報を書き込む) Official Guideを中心に少なくとも5回はやり込みました。また、答え合わせをノートで行うだけではなく、Excelに正答率、間違えた理由、学ぶべきポイント、解答方法、問題の分類、理解不足な点等、細かく記載しました。そこから、自分が苦手な分野を把握し、間違え易い問題を集中的に取り組みました。

4. 最後に
MBA受験は単なる受験とは違います。自分の人生を振り返る機会を提供してくれます。時間の使い方を教えてくれます。勉強する習慣・難問に対する粘り強さが身に付きます。そして何より、志高い仲間、応援してくれる友人を得ることができます。あなたの人生でMBAが必要であるならば、是非挑戦して、合格を勝ち取って下さい!