Testimonial: S.O.さん (Male / Tsinghua MBA)

華々しい実績もリーダーシップ経験も不足していたが、弱点を把握し、総合的に対策し合格

 

私は貿易関係の会社で4年間の勤務の後、社費派遣生として中国へ留学することになりました。留学は1年間の中国語語学研修の後、中国本土でMBAを取得するという構成です。私は英語で授業を受けることができる中国国内のビジネススクール3校(CEIBS, 復旦大学、清華大学)を受験し、全てに合格し最終的に北京の清華大学経済管理学院への進学を決定しました。

受験に当たっての困難

MBA受験に当たっては多くの困難がありました。まず第一に情報の不足です。MBAを志す人は殆どが欧米志望で、アジアMBAの受験者はほんの一握りです。更に、数少ないアジア志望者の中でも、多くはシンガポールや香港の学校志望であり、中国本土のMBAに関しては殆ど情報がありません。社内でも当研修制度は設立されたばかりだったため、社内での情報の蓄積もありませんでした。

第二に準備期間の短さです。社内選考の結果が出るのが3月、中国MBAの1st round締切は10月~11月頃と、非常に短期間での準備を強いられました。

第三に、語学留学のため受験準備中に中国に居を移さなければならないことです。慣れない地での新生活に伴う煩わしさや、ネット環境の悪さ、日本語書籍の不足、劣悪な住環境等により、思うように受験準備が進まない場面が多々ありました。

Reveを選んだ理由

このようなやや特殊な環境での受験であったため、独力でのエッセイ執筆は困難、経験が深く(=情報の蓄積のある)、信頼のできるカウンセラーとの契約が不可欠と考えました。特に、リーダーシップ経験やマネジメント経験が不足していた私は、エッセイのネタ出しは受験にあたり最重要と思い、慎重にカウンセラーを検討しました。

最終的にReve Counselingを選んだのは、①Skypeカウンセリングに対応していること(途中で中国への渡航が確定していたため必須)、②日本語でネタ出しができること、③料金がリーズナブルであること、④カウンセリングに特化したサービス内容であること、⑤体験カウンセリングをしてくださった田中さんが優しかったこと(笑)等が理由です。

特に⑤に関しては、メンタルのあまり強くない私にとっては大事なポイントでした。他のカウンセリング会社との面談では、私の現状に対し厳しいコメントを頂くこともありましたが、田中さんとの体験面談ではそんなことはなく、非常に励まされたことを覚えています。

Reveのサービスで良かったところ

実際にReveのサービスを利用して良かったと感じたのは、第一に、ネタ出しやゴールの設定を非常に丁寧にやってくれたことです。田中さんとのカウンセリングでは、幼少期のことや趣味のことにまで話が及びました。エッセイに何の関係があるんだろう、と初めは思いましたが、そういったところから思いがけず発掘される自らの価値観がエッセイのヒントになることが多くありました。カウンセリングやエッセイの執筆を通じて、自分のゴールについて深く考え直すことができたのは、合格以上に価値があったように感じます。

第二に、回答の速さです。エッセイドラフトの提出がぎりぎりになってしまったこともあったのですが、Reveのカウンセラーはすぐにお返事をくれたため大変助かりました。私は夜型の人間であるため、カウンセラーとの時差もプラスに働きました(私のカウンセラーは北米在住でした)。

第三に、エッセイにおいて、私自身の言葉を尊重してくれる点です。文法上の誤り・ロジックの飛躍点の修正や、内容についてのアドバイスは勿論してくれるのですが、それでも原型をなくすような修正がされることは全くなく、「自分の力で書いた」と自信を持って言えるようなエッセイに仕上げることができました。私からの提案や相談についても、頭から否定されたことは一度もなく、更に高度かつ具体的な提案に洗練させて投げ返してくれたため、本当に頼りになりました。

上述の通り私には仕事での華々しい実績等が多くなく、そのことが最後まで不安として残りました。しかし、MBA受験はテストの点数、仕事での実績、語学力、人物など多くの項目を総合的に評価されるため、その中に一点も弱点がない人はそう多くはありません。これから出願を行う皆様の中にもそれぞれの不安があるかと思いますが、信頼のおけるカウンセラーと相談して自分の弱点を把握し、しっかりと対策を行えば、きっと合格を勝ち取れるものと思います。問題があっても決して過度に悲観することなく、最後まで諦めず頑張ってください。